もけけ関本のズビッとハミ出し愛好部(仮部室)

ダウンタウン熱血物語シリーズの世界観設定・シナリオ担当者『もけけ関本』のボヤキブログ。

なんやかやと…

今年は色々とありますね。

 

 

まあ、『小林さん~』もようやっと発売されますしね。

 

あれって、ヲレ的には昨年の4月くらいまでやってたヤツですわ。

(企画書は2017年の頭とかに作ったんだったっけかな?)

 

今回、初めて岸本さんと一緒にやってましたけども、

(ヲレは岸本さんの会社との契約)

基本的に岸本さんはゲーム内には直タッチせずにヲレが内容とか諸々考えました。

(岸本さんの意見は聞きましたけども、ヲレのワガママを取り入れてもらいました)

(なんだかんだ言って、この先輩は優しい人ですわ。)

 

 

で、やっぱり先に発売されたマッハとかリバガなんかと

比べられるかと思うんですが、

『小林さん』は、まあ、テレビで言うと「深夜枠」で創った風味です。

 

大人の方ならズビッと察してください。

 

発売前に言うとアレかもしれませんが、

ストーリー展開とかも色々はありません。

 

…ご察しください。(・ω・)ノ

 

 

 

んでもね、そんな中でも、できる限りのことはしたつもりですよ。

 

ただ、比べられるってのは辛いっスね。

 

A級映画とC級映画を比べちゃいけないっ。

 

 

『小林さん』は、そもそも三頭身のくにおくんじゃない方向を…

てことで、企画しました。

(もちろん、アークさんと話しながらね。)

今回は岸本さんと一緒なので、ダブドラ風味な方向もちょっと入れようかな…

みたいなアレでね。

(FC版ダブドラ2は意識しました。)

 

つーか、ヲレは人間対人間の格闘風味なアクションには

もうあまり惹かれなくてね、

できれば、もっと色々な相手だったりと闘いたいわけですよ。

 

そんなヲレの思い(の一端)と小林さんの裏の活動をミックスさせたゲームです。

(「げんさくぼん」での小林さんのアレね。)

 

で、ヲレのゲームを好いてくれてる方たちって

基本的にはバリバリのゲーマーじゃないと思うので、

バリバリのアクションゲームじゃないです。

簡単操作で誰でもクリアできる内容になっております。(たぶん…)

 

もちろん、その方向にすることで、削られた部分てのはありますよ。

ダウンタウンシリーズのノリとかね。。

 

 

まあ、どんな風味かはプレイして実感していただければと。

 

 

とにかく、小林さんをイケメンに活躍させてますので

ぜひ女性の方にプレイしてもらいたいかもです。

 

 

※このゲームは小林さんが絶対的な主役なので

 小林さんをプレイしている側が有利になってます。

 

 

 

ちなみに、ゲーム中(演出以外)にキャラが喋るセリフ内容については

アークさんが考えたものです。

(担当声優さんもヲレが決めたわけではないですよ)

また、選択する各画面のデザインもアークさんが作成したものです。

 

 

 

それと、ダウンタウンシリーズの設定に詳しい人ほど

今回の「音無くん」の性格に違和感をおぼえるかと思いますが、

信頼しきっている小林さんと居るときと、その他のキャラと居るときでは

あのくらい違うんだよ…ていう風味です。

また、今作の中でのキャラの位置づけとして必要な性格になってもいます。

 

 

 

 

ちうことでね、

発売前のゲームについて、こんなに書いちゃってますけどもね、

(アークさんに見つかったらたぶん叱られそうな風味ではありますが…)

たぶん、ヲレの創る最後のメジャーな創作物になるかと思うので

伝えたいところは伝えとこう…ということでね。。

 

あっ、もちろん、創作活動は止めませんよ。

 

 

 

ていうか、「熱血硬派くにおくん外伝」とか付けられてみたいだけども、

熱血硬派シリーズではないです。。

 

設定的にはゴリゴリにヲレのダウンタウンシリーズ♡

 

 

メインタイトルは、ヲレが企画書に仮で付けていたヤツが

一周回って採用されてたパターン。。

 

マジかっ!? つー感じでしたけども。。

 

 

つーか、最近の「外伝」の使い方、

ちょっと考えたほうが良いんじゃないかな、みたいな。

 

 

最近、違う設定のモノも一括りにしようとする方向が見られますけども、

ストーリーモノはますます混沌としちゃうので

あんまり賛成はできないかなあ。

 

ていうか、そもそもテクノス時代から、

くにおゲームの各タイトルが同じ設定内で創られちゃいないんだから、

プレイする側もそこにこだわらない方が幸せな気がしますよ。

 

「藤堂護」なんて、ヲレ的にはそもそも悪人の設定なんてなくて、

行進曲やべーすぼーるを経て、本人の考えが変わっていく…

という展開で考えていたんだけども、

行進曲の藤堂だけを切り取って「藤堂=山田に代わる悪人」みたいに固定されちゃうと

もうそれが一般設定として定着しちゃう。

 

今回の『小林さん』にしたって、

冷峰学園の不良四天王のトップ…みたいに思いこんでいる人から見たら

ぶっ飛んでな、違うな、…と思うだろうけど、

そもそも冷峰学園には不良生徒なんていないし、山田に操られていたとか、

小林さんのように別の目的で動いていただけだったりするのに、

熱血物語の立場だけを切り取ると単なる不良生徒のいる学園になってしまうわけでね。

 

だもんで、最近実感するのは、

やっぱり、設定の存在するタイトルだったりキャラをそのまま使用する場合は、

そのキャラの設定内に存在する「事情」をしっかりと理解しなくちゃ

ダメだってこと。

 

いや、ダメっていうか、

より生きる…ていう意味が近いかな。

 

ただし、別のストーリーとか設定を新たに構築する場合はこの限りではないです。

その時に縛られる必要はないです。

 

その辺の割り切り具合が重要かもしれない。。

 

 

 

で、たぶん、くにおゲームの大半のファンが

「くにおゲーム=不良の闘い」って理解していると思うけど、

それは「熱血硬派シリーズ」だけなんです。

 

少なくとも、「ダウンタウンシリーズ」はそうじゃない。

それが良いとか悪いとかは別の話でね、

そもそもダウンタウンシリーズは不良の闘いがメインじゃないの。

そこを発端として各キャラが色々と展開していける設定にしているわけで、

色々なゲーム方向に対応できるようにと「不良の闘い」とは固定してないんすよ。

 

以前にも書いたことがあるけども、

ファミコンの熱血物語を作っている当時に「山田がUFOに乗って…」

という話をよしみつ兄やんがした時から

「不良の闘い」という固定設定は吹き飛んでいるわけです。

それじゃダメだな…とね。

 

ヲレが無理やり捻じ曲げている…なんていう人もいるかもしれないけど

そうではないんスよ。

ダウンタウンシリーズのキャラたちはそうじゃないの。

だから、そのまま混ぜたら混乱するよね。

 

 

そもそもダウンタウンシリーズは

ヲレとよしみつ兄やんがそうならないように考えた「ヲレ達設定」だからね。

岸本さんとか、テクノスって会社が考えた方向じゃないわけだから。

 

岸本さんの硬派設定も大切に思っているから

別々の方向を作ったんですよ。

 

だから、ダウンタウンシリーズに「みすず」とか「しんじ」は出ないんです。

 

 

くにおゲームってのは、はちゃめちゃにどんなことでもやるゲーム。

そこが根底にあるだけだったんです。

 

 

 

 

 

 

ちうことで、そんな感じ。。。

 

 

んではまた。